子宮頸部がんと子宮体部がんは異なるがんなのか?その違いは?

おなじ子宮のなかのがんですから、
よく似ているだろうと考えがちですが、
そうではありません。

発生の仕方から、がんの構造、診断法、治療法、
リスク因子、がんができやすい年齢も異なっています。

まったく違うがんと考えたほうがいいでしょう。

まず、子宮の構造から確認しておきましょう。

子宮の前には膀胱が、後ろには直腸が隣接しています。

子宮の大きさは普通は鶏の卵ほどの大きさで、
内腔の長さは約7センチ。

子宮頸部というのは、膣の一番奥にある
子宮の入り口近く約3分の1を指します。

細菌の侵入を防いだり、胎児が成長するにつれて
大きくなっていく子宮を支えるはたらきなどをします。

いっぽう、子宮体部は、子宮頸部よりも奥の部分、
胎児を育てる場所です。

子宮頸部に発生するがんを子宮頸部がん、
子宮体部に発生するがんを子宮体部がんといいます。

さて、子宮頸部がんと子宮体部がんが、
なぜまったく違ったがんなのかというと、
子宮頸部と子宮体部は、
そのはたらきがまったく異なっているために、
がんが発生する粘膜そのものの構造が違うからです。

まず、子宮体部は、状況によって劇的に変化します。

もともとは鶏卵ほどの大きさのものが、
胎児が成長するにしたがって風船のように膨らみ、
出産が終わればまたもとの大きさに戻ります。

そして閉経すると小さくしぼんでしまいます。

ですから、平滑筋という筋肉が
非常によく発達している部分なのです。

また、その内張りともいえる子宮の内膜も
月経サイクルに合わせて、毎月、剥がれ落ちたり
新たに再生したりという作業をしています。

それに対して、子宮頸部は、細菌の侵入を防いだり、
子宮を固定して支えるはたらきをしますので、
子宮体部ほど大きくなったり
小さくなったりすることがありません。

また、子宮頸部の粘膜は、子宮体部の粘膜のように
毎月剥がれ落ちるということはありません。

このように、おなじ子宮であっても、
はたらきも構造も異なっているので、
そこに発生するがんの性質もまったく違うのです。

・・・

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