注目されるアバスチン(ベバシズマブ)

アバスチンというのは薬の商品名で、
一般名はベバシズマブといいます。

2OO7年に健康保険適用となった分子標的治療薬であり、
その作用のしくみが特徴的なことから
注目を集めているようです。

がん細胞は、増殖してみずからの病巣を
大きくしようとするとき、栄養分や酸素を
たくさん取り込もうとして新しい専用の血管を
張り巡らそうとする性質をもっています。

ところがベバシズマブには、
こうした血管の新生を阻害して
がんの成長を抑える作用があるのです。

また、ベバシズマブは、がん細胞が出すVEGF
(血管内皮増殖因子)を阻害して、
それ以上新しい血管がつくられないようにし、
血管を正常化します。

このような作用の抗がん剤を
血管新生阻害剤といいます。

ベバシズマブは大腸がんの再発治療のさい、
他の抗がん剤と組み合わせて用いられます。

ベバシズマブによって血管が正常化されると、
組み合わせた抗がん剤が病巣に到達しやすくなり、
効果が高められるからです。

なお、ベバシズマブよりもあとの2OO8年に
国内での使用が承認されたセツキシマブは、
がん細胞の増殖に関係する特定の分子EGFR
(上皮成長因子受容体)を攻撃してがんの進行を抑えます。

セツキシマブも大腸がんの最新治療薬として
単剤または他の抗がん剤と組み合わせて
用いられることがあります。

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どうすれば、がんは治せるのか!?

標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、
代替療法を受ければ・・・

本当にがんは治せる?

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がん治療で「絶対に」やってはいけないことは?