大腸がんの原因と症状、その治療法までの全体像

■日本でも急速に増えている

結腸から発生する結腸がんと、
直腸から発生する直腸がんがあり、
総称として大腸がんと呼ばれます。

進行は他のがんに比べると比較的ゆるやかで、
早期であれば、ほぼ完治することが可能です。

近年、大腸がんは日本でも急速に増えており、
近いうちに患者数の最も多いがんに
なるのではないかと言われています。

その主な原因として、高脂肪、高カロリー、
低食物繊維の食事などが挙げられています。

また、50歳以上の人や、家族に大腸がんの人がいる場合も
リスクが高くなります。

■症状:血便、便通の異常に注意

早期では、ほとんど無症状です。

自覚症状として比較的多いのが血便です。

がんの中心が潰瘍となって出血するためですが、
肛門から離れた部位にがんができている場合は
気づかないこともあります。

このほか、腹痛や腹部の膨満感を感じたり、
便が細くなる、下痢と便秘を繰り返すなど、
便通に異常が見られることもあります。

■診断:便潜血反応検査が一般的

大腸がんは、便潜血反応検査で、
便に血が混じっていないかを調べるのが
最も簡単な方法です。

このほか、直腸に指を挿入して異常を調べる直腸指診、
肛門からバリウムを入れてX線撮影をするバリウム注腸検査、
S状結腸鏡検査や結腸鏡検査(内視鏡検査)などを行います。

内視鏡検査のとき、組織の一部を採取して
調べる生検も行います。

■治療法:早期であれば手術で完治する

手術による完治率が高く、
がんが粘膜にとどまっているO期ならばほぼ100%、
腸壁内にとどまっているⅠ期なら90%が完治します。

腸壁を越えているが、転移はしていないⅡ期でも
5年生存率が80%前後です。

しかし、進行するにつれて完治は難しくなり、
リンパ節転移があるⅢ期では、
手術で腫瘍を除去しても40%くらいは再発します。

消化器がんの中では抗がん剤が
最も効かないと言われてきましたが、
現在では、Ⅲ期以上で、抗がん剤の使用が勧められます。

また、放射線療法も行われています。
直腸がんでは、がんが大きい場合には
直腸の大部分が切除されますので、
残った直腸と結腸、あるいは結腸と肛門を
直接つないで縫い合わせる吻合術が行われます。

肛門が温存できない場合には、
ストーマ(人工肛門)を造設することになります。


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