結腸がんの転移・再発の治療


結腸がんの転移・再発の治療

直腸がんが周囲に浸潤しやすく
局所的再発が多いのに対して、
結腸がんは、離れた臓器への転移や再発が
かなり高い確率で起こります。

とりわけ多いのは肝臓への転移です。

肝臓に転移したがんが小さく数も少なければ、
手術で切除します。

この場合、30~40パーセントの患者が
5年以上生存できます。

手術が困難な場合にはラジオ波やマイクロ波による
焼灼法を行います。

転移がんが大きいときやその数が多いときには、
通常、全身に抗がん剤がいきわたる静脈投与などの
全身化学療法を選びます。

肝動脈に抗がん剤を注入する動注法が選択されることもあります。

肝臓についで転移が多いのは肺です。

もし肺の転移がんが小さく、数も少なければ
手術で肺の一部を切除することもあります。

切除が難しいときには、一般に全身化学療法を行います。


■化学療法(抗がん剤治療)

大腸がん(直腸がん+結腸がん)への全身化学療法は、
近年もっとも進歩した抗がん剤治療といえます。

切除ができない大腸がんの症例の平均生存期間は、
治療を行わなければ6カ月程度、
フルオロウラシルを中心とした化学療法を行っても
かつては1年程度でした。

しかし現在では、新しい併用療法によって
2~3年に延びています。

新しい併用療法とはフォルフォックス(FOLFOX)法や
フォルフィリ(FOLFILI)法などで、
海外での臨床試験の結果を受けて
すでに日本でも普及し始めています。

これらの方法は、どちらを最初に選んでも、
効果が下がってきたときには他方の化学療法に変更し、
さらなる延命効果を期待できます。

また2007年には、ベバシズマブ(商品名アバスチン)と呼ばれる
分子標的薬が日本で承認されました。

この薬はがんに栄養を供給する血管(新生血管)の成長を
抑えるはたらきがあるとされています。

ベバシズマブはふつう、フォルフォックス法
またはフォルフィリ法と組み合わせて投与します。

これにより、延命期間がさらに長くなると期待されています。

なおベバシズマブには、動脈血栓や脳血管発作、
心筋梗塞などの重大な副作用があるので、
使用時に注意が必要です。

アメリカでは先年、パニツムマブ(商品名ベクチビックス)と
セツキシマブ(商品名エルビタックス)という
2つの分子標的薬が承認されました(前者は2006年、後者は2004年)。
これらは、従来の化学療法に効果がないときに使用されます。

現在日本でもこれらの新薬の臨床試験が行われています。


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