家族としてがん患者本人にいつ告知すればいいのか


家族としてがん患者本人にいつ告知すればいいのか

がん告知について重要なことは、
「告知のタイミング」です。

最初に診断名が伝えられるのは、
多くの場合、主治医が外来で検査結果を伝え、
今後の治療方針を説明する時でしょう。

その前に主治医と家族の話し合いが行われて
告知しない方針が選択されると、
その後は告知のタイミングを見つけることになります。

しかし、本人が真実を告げられることを
望んでいるのか、いないのか、
どうやって本心を知ることができるのでしょうか。


■病人が家族に問いただしてきた時に

病人が「悪いものだったらそう言ってほしい」と
はっきり家族に問いただしてくることがあります。

その時には言を左右にしてごまかしたり、
まったく関係のないことに
話題をそらせたりしないようにすることが大切です。

病人の質問に対して、答えをそらしたり、黙っていると、
「この問題は触れてはいけないタブーなのだ」
という印象を病人に与えるためです。

「どうして知りたいと思っている」のか、
「何を知りたい」のか、病人の気持ちを慎重に
確認しながら話し合うことが大切です。

「がんなのでは・・・」と問いただされた時に、
「それは思い込みすぎよ」とか
「主治医の先生はそう言っていないでしょう」
という返事は適切ではありません。

「どうしてそうだと思うの」と聞き返すことから話を進め、
病人が知りたいと思っていることの中身を感じ取りながら
会話を続けていくことが適切です。

会話を続けるうちに、もし返答に詰まってしまったら、
黙っているよりしかたがないかもしれません。

しかし「答えに詰まって黙っている」という返事のしかたは、
結果として病人が疑問に思っていることを
肯定したのと同じになるかもしれません。

病人のほうが、家族を苦しめてはいけないと感じて、
それ以上問いたださないことがあるのです。

告げなければ必ず秘密がばれないということには
ならないのです。

もちろん、答えないことで、かすかに疑問を残しながらも
秘密を守り通せる場合もあります。

病人が家族に問いただしてきた時が、
病人の本心を知るためのチャンスであることを、
心に留めておきましょう。

しかし、その時は突然訪れる場合が多いので、
びっくりするかもしれません。

すぐ言葉が出てこなくても慌てないで、
一呼吸入れてから、「どうして知りたいと思ったの」と
聞くとよいです。

病人が出した「サイン」を逃さないように、
その時が病人の告知に対する本心を知る
大切な「タイミング」なのです。


■病人が知りたいと思っていることを

病人が知りたいと思っていることが、
家族が想像している内容と異なる場合があるのです。

病人が「どんなことを」知りたいと思っているのか、
「どう知りたいのか」、家族は注意深く
見きわめる必要があります。

たとえば「悪いほうに向かっているのだろうか」
「わたしは病院から見捨てられたのか」と病人が尋ねる時は、
「病気が悪化しているのでは」と病状に懸念を抱いている気持ちや、
「もう治療の方法がなくなったのだろうか」
ということが疑問になっているのです。

このような問いは、必ずしも
「あなたの病気はがんなのよ」とか
「もう病気は治らないらしい」などと、
はっきりした返事を求めているわけではありません。

病人が知りたいことを、
病人が耐えられる言葉を選んで答えないと、
思わぬ失敗をしてしまうことがあります。

「悪い病気になったようだ」「畳の上で逝きたい」
などの間接的な表現で病人が問いかけてきた場合は、
できるだけ病人が話した言葉をそのまま使って
答えるとよいでしょう。

「残念だけど、たちがよくないものだって、
先生から話された・・・」とか
「今度はお迎えが来るかもしれないと言われているの」
と病人と同じ言葉で答えるほうが、

病人の気持ちにぴったりするでしょう。

家族がオロオロしてしまい、病人の言葉が耳に入らず、
医師から話されている病名や余命そのものを
伝えようと思うかもしれません。

でもそれは、病人の問いに対する適切な答えではないのです。

「じつは、周囲の臓器に転移が広まっているの」とか、
「あと半年くらいと言われている」と、
医師から説明されたことをそのまま伝えるだけが
告知することではないのです。

病人一人一人に、本人が受け入れられる言葉の
許容範囲があります。

自分が受け入れたくない言葉、
使ってほしくない言葉が何かは、
病人自身が使う言葉に示されています。

難しいことですが、
病人が使いたい言葉、安心していられる表現を使って
会話を続けるように心がけることが大切です。

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