抗癌作用もある「バナナ」で元気に


バナナは白血球の働きを高めて
がん細胞を攻撃してくれる


(抗がん作用のある成分-TNF活性物質、β-力ロテン、
 ビタミンC・E、食物繊維)


季節を問わず、いつでも出回っているバナナ。

バナナのよさは、ずいぶんと知られるようになり、
時間がない朝の食事がわりにしたり、
豊富な食物繊維で便秘を改善したり、
消化がよくエネルギーが高いことから病気のときに食べたりと、
さまざまな場面で活躍しています。

そのバナナの効用に、がんの予防もつけ加えられることが
実験によって明らかになりました。


■TNF活性物質が抗がん剤なみの力でがんをたたく


帝京大学薬学部の山崎正利教授の実験は、
バナナのもつ白血球を増強する作用を調べたものです。

マウスにバナナの果汁を接種して、マウスの白血球中の
ミクロファージ、マクロファージ、リンパ球の数を調べました。

白血球は体内に細菌やウイルスなどの異物が侵入したときに、
これらを排除する役割を担っています。

最初に登場するのがミクロファージですが、これがかなわないと
今度はマクロファージが出てきます。

マクロファージは大食(貪食)細胞ともいい、
まさしく何でも食べてしまうため、異物を排除する力も強力です。

しかし、これでも勝てないときは、いよいよリンパ球が登場します。

こうした免疫の働きによって私たちの体は守られています。

バナナの果汁を接種したマウスは、
白血球中のこれらの数がふえていたのです。

しかも、闘う力自体も強くなっていることがわかりました。
マクロファージはがん細胞を攻撃するために、
TNF(腫瘍壊死因子)という物質をつくります。

つまり、TNFをたくさんつくりだせれば、
がん細胞を攻撃する力も強くなるのです。

バナナの果汁を接種したマウスは、
このTNFがふえていました。

つまり、抗がん剤のようにがん細胞を攻撃するTNFをふやす活性物質が、
バナナには含まれていることがわかったのです。


■1日1本でよい。むしろ食べすぎに注意

バナナは糖質が多く、エネルギーも高めなので、
1日1本でよいでしょう。

食べすぎると肥満の原因になります。
そのまま食べるのがいちばん手軽です。

加熱するとビタミン類が損なわれます。
牛乳と混ぜてバナナジュースにしたり、
刻んでシリアルといっしょに牛乳をかけても
おいしく食べられます。


■TNFとは

TNFとは、Tumor Necrosis Factorの頭文字をとったもので、
日本語では腫瘍壊死因子といいます。

TNFはサイトカイン(生理活性物質)の一種です。

マクロファージからつくられ、
がん細胞を殺傷する働きをもっています。

実際に治療にも用いられており、がん患者の血液から
リンパ球を取り出し、遺伝子工学によって大量に培養した
サイトカインを投与して、
がん細胞を攻撃させる免疫療法が行われています。


こうしておけば、バナナのストックも楽しい・・・(笑)



----------

がんと闘うためのガイドブック
答えは1つです。お話の続きはこちら

----------





がん治療専門のアドバイザー 本村ユウジ公式