癌に効く、癌に良い野菜「ナス」


ナスには
発がん物質の働きを抑える効果がある

(抗がん成分:アルカロイド、フェノール、クロロフィル、食物繊維、
 ナスニンなど)

ナスは、カルシウムや鉄分は比較的多いのですが、
それ以外の栄養価はあまり高くありません。

しかし、がんの抑制効果に関しては、
ほかの野菜にひけをとらないどころか、
むしろすぐれているのです。


・アルカロイド:がん細胞の増殖を抑える


農林省食品総合研究所で行われた、
がんに対する野菜の抑制効果を調べた実験を紹介しましょう。

テストに用いられた野菜は、ナスやホウレン草、ブロッコリーなど。

これらの野莱の抽出液から、
ビタミンCやシステインなどの成分を取り除いたうえで、
AF-2やベンツピレンなどの強力な発がん物質に対する抑制効果を調べました。

その結果、最も高い抑制率を示したのが、ナスです。

ブロッコリーにも70%以上の抑制率を示すものがありましたが、
ナスのアフラトキシンB1やTrp-P-1に対する抑制率は80%以上と、
さらにそれを上回っていたのです。

名古屋大学と愛知学院大学の共同研究でも、
ナスの抽出液が8種類のがん細胞の
増殖を抑えたことが確認されています。

こうした発がん抑制効果は、
主にナス特有のアルカロイドという成分に
よるものと考えられます。

また、ナスにはフェノール、クロロフィル、食物繊維のほか、
抗酸化作用で注目されるフラボノイドの一種の
ナスニン(紫の色素成分)を含んでいます。


・がんに有効な成分は加熱調理をしてもOK


ナスはアクが強いので、
水にさらしてから調理しましょう。

ナスの発がん抑制効果は、
加熱してもほとんど影響はないので、煮物、焼き物、
揚げ物、妙め物、漬物など、好きな料理法で食べてかまいません。

ただし、クロロフィルやビタミンCは熱に弱いので、
加熱調理をすると失われやすいといえます。

また、がん細胞の増殖を抑制する効果は、
ナスのへた部分や皮のところに多いという報告も出ています。

調理の際は、へたも皮も残さず利用したいものです。

天ぷらでカラッと揚げると、
へたもあまり抵抗なく食べられるでしょう。

ナスは油の吸収率がよいので、揚げ物や妙め物にすると、
植物油に多く含まれているビタミンEも効率よくとることができます。

ビタミンEには抗酸化作用があるので、ナスの有効成分とあわせて、
ダブルの発がん抑制効果が期待できるわけです。


・小ぶりのもの2個が目安


がんの抑制効果を得るには1日70g、
小ぶりのナスであれば1日2個が目安です。

ちなみに、小ぶりのナスは漬物用に、
煮物用にはそれより少し大きめのもの、
姿焼きには長形のもの、炒め物や詰め物にするときは
丸型で大ぶりのものが適しています。
皮が張った色艶のよいものを選びましょう。


・ナスの紫色もがんに効く


赤~紫色の色素はアントシア二ン、
ナス二ンと呼ばれ、血管を保護し、
がんを予防する効果があるとして注目されています。

アントシア二ンは、赤ジソ、ブルーベリー、紫キャベツ、黒豆などに、
またナス二ンはナスに含まれ、金属と結合したとき、
より美しい紫色になります。

ナスの漬物や黒豆の煮物に鉄クギを入れるのはこのためです。



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