胸膜の癒着とは(肺の仕組み)


胸膜の癒着とは(肺の仕組み)

胸郭と肺の関係はゆで卵の殻と白身の関係に似ています。

通常、臓側胸膜と壁側胸膜は接していますが、
くっついてはいません。

ところが結核などで胸膜に炎症が起きると、
この2枚の胸膜がくつついてしまうことがあります。

これを胸膜の癒着といいます。

患者さんが手術を受ける場合、
胸膜の癒着の有無は重要です。

癒着があると、
殻の剥きにくいゆで卵と同じ状況になりますから、
胸を切り開く際に、白身がぼろぼろと壊れるように、
肺が傷ついてしまうことがあります。

そうすると、出血量が多くなるだけでなく、
手術時間が長くなったり、肺から空気が漏れたりして、
術後のトラブル(合併症)の原因になる場合もでてきます。

手術が前提でなければ、
逆に癒着がメリットになる場合もあります。

癒着があると胸腔のスペースが狭くなるため、
胸水が多量に貯留しにくくなります。

つまり、癒着があるおかげで、
前述したように胸水を何度も抜水する必要がなく、
負担が軽くなる場合があるのです。

肺がんで胸水をコントロールするために、
場合によっては、胸膜癒着術という手術が
行われることがあります。

これは胸腔に胸膜同士をくっつける糊の役割の薬を撒き、
まさに人工的に殻の剥きにくいゆで卵を作ることで、
胸水を溜まりにくくする手技(小手術)です。


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