がんのワクチン療法とは

ワクチンはふつう、感染力を非常に低くした
細菌やウイルスなどの病原体、
あるいはその毒素などからつくられています。

ワクチンを人間に接種すると、
体内で病原体と闘う抗体がつくられます
(抗原 - 抗体反応)。

そのため、次にその人が同じ病原体に触れたときには、
抗体がその病原体を排除してくれるので、
病気を発症せずにすむのです。

がんに対しても、ワクチンの研究が進んでいます。

ただしこのワクチンは予防のためではなく、
治療のためのものです。

がん細胞特有の成分をほんの少しだけ患者の体内に送り込み、
体内で、がんに対する抗体が
つくり出されるようにするのです。

ワクチンは免疫賦活剤とも異なり、
免疫全般のはたらきを高めるのではなく、
がんに対してのみ特異的な免疫反応を引き起こします。

がんワクチンというアイディア自体は比較的古いものですが、
がん細胞だけがもつ物質(ヒト腫瘍抗原、がん特異抗原)を
採すことが困難なために、
これまでなかなか実現しませんでした。

しかし1990年代前半に、
メラノーマからがん特異抗原の一種
(ヒトがん退縮抗原)が発見されました。

これを皮切りに個々のがんに特有の抗原がいくつも見つかり、
遺伝子レベルの研究が進むようになりました。

これらの抗原を用いれば、
がんだけに対する免疫反応を引き出せることが
すでに実験的に証明されています。


・・・

どうすれば、がんは治せるのか!?

標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、
代替療法も活用すれば・・・

本当にがんは治せる?

詳しくはこちらのページで

がん治療で「絶対に」やってはいけないことは?