がん患者の不安・精神的苦痛への対処法

がんにかかったときのストレスは、非常に強いものです。

「がんになった」という事実にまずショックを受けますし、
つらい検査や治療の苦痛、
さらに社会的・経済的不安などが続くために、
気分障害やうつ病を発生することもあります。

こうした精神状態の悪化は、
QOLを損ない、闘病の意欲を失わせます。

回復の経過にも影響があると考えられ、
不安や絶望の強い患者ほど、
再発率しやすいという研究発表も出ています。

治療には、精神的苦痛や精神症状の悪化を防ぐための
心理的支援が欠かせません。

心のケアの必要性が広く認識されはじめ、
近年ではサイコオンコロジー(精神腫瘍学)という分野も
確率しています。

がんにかかわる心の問題を研究する学問で、
患者や家族、医療者の悩みの解消にかかわります。

まだ数は少ないながら、心のケアを専門に行う
サイコオンコロジストを設置している施設もあり、
これからのケアに重要な役割を巣たすと期待されています。


■不安や不満を遠慮なく伝えよう

受診前から終末期まで、様々な精神的苦痛を
やわらげるにはどうすればよいのでしょうか。

まず、不安や恐怖、不満などがあれば、
遠慮なく医療者に伝えましょう。

感情を内に込めてしまうとストレスが増すので、
積極的に感情を表に出し、
医療者や家族と会話して
自分の状態を理解してもらうことです。

そして、病気に関する不安、
家庭や仕事に関する心配、将来の問題など、
ストレスの原因について相談に乗ってもらい、
解決方法を探ります。

治療や処置、副作用などについての不安であれば、
医師に説明してもらう、経済的な不安があれば
ソーシャル・ワーカーに相談するなどで、
解決する問題も少なくありません。

抑うつ感が強いときなど、場合によっては、
薬剤を処方してもらうことも可能ですし、
カウンセリングなどで
不安をやわらげてもらうこともできます。

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