非小細胞肺がんにおける放射線治療の方法と進め方


非小細胞肺がんにおける放射線治療の方法と進め方

非小細胞肺がんにおいては、
外部照射が基本ですが、
早期がんに対しては、腔内照射が行なわれることもあります。

一般的な外部照射では、
がんと転移がみられる周辺リンパ節を
標的として照射します。

また、多くの場合、CTなどで転移が確認できなくても、
転移の疑いがあるリンパ節も、
再発予防のために照射範囲に含めます。

そして、呼吸による臓器の移動などに備えて、
1.5~2cm程度のマージンをとります。

ただし、このような予防的リンパ節照射は、
放射線肺炎などの副作用のリスクを高め、
再発率は予防的リンパ節照射を行なわない場合と
変わらず、生存率はむしろ低くなるという報告もあります。

現時点では、予防的リンパ節照射の有無と
治療成績の関係は明確ではありません。

そのため、化学療法と併用する場合には、
再発予防効果を抗がん剤にまかせて、
予防的なリンパ節照射を部分的に
省略するケースもあります。

定位放射線治療の場合は、
リンパ節転移がないがんが治療対象なので
照射範囲はがんに限定され、
それに呼吸による臓器の移動や治療時の
位置設定誤差などを考慮したマージンが
加えられます。

一回当たりの線量が、
通常の外部照射より大きいので、
照射範囲の設定はCT画像などを使って
慎重に行なわれます。

一般には、呼吸性移動によるマージンに、
さらに5mmmほどのマージンを設定して照射されます。


■照射法

前後対向二門照射で40~50グレイまで照射し、
その後、斜入対向二門照射に変更して
脊髄を照射範囲からはずすのが一般的です。

照射に際しては、脊髄の一回当たりの最大線量が
2グレイを超えないように注意します。

また、がんの縮小に合わせて、
照射範囲を縮小しながら治療します。

定位放射線治療では、患者さんに合わせて
門数やビームの角度などが決められます。

一般には、六門以上による固定多門照射や、
リニアックを回転させながら照射する
回転照射が用いられます。

腔内照射では、イリジウム192などの密封小線源を、
気管支に挿入して照射します。

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