乳がんにおける放射線治療の方法と進め方


乳がんにおける放射線治療の方法と進め方

乳房温存手術、乳房全摘手術のどちらも、
術後療法として
外部照射を行なうことが基本となっています。

■照射範囲

乳房温存療法では、一般にがんができた側の
乳房全体に照射します。

ただし、転移や再発のリスクが低い場合は、
がんを切除した部分にだけ
照射を行なうこともあります。

また、乳房全体に周囲のリンパ節を加えた、
広い範囲に照射する場合もあります。

この方法は再発予防の面では
効果が高くなりますが、
照射側の腕がむくむため、
腋窩部分への照射はできれば
避けたほうがよいとされています。

乳房全摘手術後の照射では、
乳房を除いた温存手術の照射範囲に、
鎖骨上リンパ節や傍胸骨リンパ節を加えます。

なお、腋窩リンパ節を切除した場合は、
温存手術の場合と異なり、
原則として腋窩リンパ節への照射は行ないません。

また、乳房の上端からわきの下あたりまでは、
リンパ節転移が起こりやすいので、
胸郭の深い部分まで照射範囲に含めます。

しかし、それよりも下側は
胸郭の照射範囲を浅くして、心
臓に放射線が当たらないようにします。


■照射法

手術側または両側の腕を頭側に持ち上げた姿勢で、
接線対向二門照射を行ないます。

毎回の治療時に位置ずれが起きないように、
固定具を使うのが一般的です。

基本的には仰臥位で行なわれますが、
乳房のサイズが大きい人は乳房が垂れるため、
側臥位や伏臥位で照射することもあります。

なお、乳房は円錐形の臓器なので、
そのまま照射すると線量分布が
均一にならないことがあります。

そのため乳房温存手術後の照射では、
ウエッジ・フィルターで線量を
補正することがよくあります。

また、全摘手術後の照射では、
体表近くの線量を高くするためボーラスを使います。


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