がんの放射線療法による副作用対策


がんの放射線療法による副作用対策

副作用への対策は、症状が出てから対処するより、
前もって予防的に対策を講じておくほうが、
副作用による症状を軽く抑えることができます。


①放射線宿酔
 (全身のだるさ、食欲不振、嘔気・嘔吐、めまい、頭重感など)

・一時的なものであること
・食欲不振の時には、食べたい時に、食べたいものをとる
・安静にしている
・必要な時には、制吐薬や鎮痛薬を処方してもらう


②皮膚炎

・照射部位をこすったり、絆創膏や湿布、石けん、剃刀などは使わない
・衣類はやわらかいものを用い、締め付けるようなものは用いない
・入浴は短時間で、汗を流す程度にする
・シッカロールや鉱物が入っている軟膏は、
 放射線を乱反射するので塗らない
・皮膚炎や痒みが強い時には、軟膏を処方してもらう


③脱毛

20~30Gy照射すると脱毛が起きるが、
治療が終了したあと3ヵ月くらいで毛髪が生えくる。


※グレイ:放射線の吸収線量の新しい国際単位。
 電離放射線により照射された物質1kgあたりの吸収エネルギーが
1ジュールの時の吸収線量を1グレイという。


・治療中や治療後7~10日間は、櫛やブラシを使用しない
・洗髪は、治療直前や直後はなるべく洗わない
 シャンプーを使わず、ぬるま湯で洗い流すようにする
・脱毛している時には、頭を保護するためにも、
 スカーフや帽子を使う

④口内炎

・禁煙
・照射後、冷水や氷で口の中を冷やすうがい薬の
 エレースを入れた水を製氷皿で固め、
 1回に3~5個の氷片を、1日5回程度口の中に含む
 上記の氷片が溶けた水は飲み込んでよい
 (エレース入り氷片の作り方:
 エレース3本+水200~250mlをアイスボール・トレーに入れて製氷する)
・放射線照射開始時から、ハチアズレ、エレースなどのうがい薬で、
 1日4~5回、うがいをする
 また口の中にうがい薬を噴霧する
 うがい薬は、主治医に処方を書いてもらうか、
 町の薬局に相談して取り寄せてもらう
・歯ブラシで粘膜を刺激しないよう、綿棒などで歯磨きをする

⑤食事の工夫

・酸味や濃い味のものは、粘膜を刺激して痛みを増すので、薄味にする
 また甘味を多くする
・香辛料や熱いものは粘膜を刺激するので避ける
・食物は、細かく刻んだり、ミキサーでつぶしたり、
 よく煮込むなど、調理法を工夫する
 粥やスープ、シチュー状の半流動食または流動食にする
・エンシュアリキッドなどにより、栄養の補助を行う
 エンシュアリキッドは、経管栄養などに使われる高カロリー、
 高栄養の液体で、バニラやコーヒーなどの味がついており、
 口から飲むこともできます
 医師に処方してもらい薬局で購入します

⑥食道炎

・食事の工夫を行う
・海苔、わかめなど粘膜にくっつきやすい食品は使わない
 よく噛み、少量ずつ食べるようにする

⑦胃炎(嘔気・嘔吐)

・食事の工夫をする
 消化がよく、刺激が少なく、カロリーの高いものを
 少量ずつ分割して食べる
・嘔気・嘔吐した時、口の中をきれいにし、
 氷片やレモン水などを含み、さわやかに感じられるようにする

⑧腸炎(下痢・腹痛)

・食事の工夫をする
・水分を補給し、脱水を防ぐようにする
・脂肪を多く含む食品を避け、食物繊維が少なく、
 刺激が少なく、消化・吸収のよいものをとるようにする
・下痢が続いている時には、肛門周囲が清潔になるよう、
 水洗トイレにとりつけてあるウオシュレットなどで洗う
 ウォシュレットの設備がない場合は、
 やわらかいタオルをぬるま湯に浸し、
 こすらないようにして肛門周囲を洗う

⑨膀胱炎

・水分を多くとり、十分尿が出るようにする
・照射前に排尿しておくようにする
・陰部を清潔にする


・・・

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