腎臓がんの原因と症状・治療法の全体像


■尿をつくる尿細管にできる

腎臓にできる悪性腫瘍は、
尿をつくる腎臓の尿細管にできる腎細胞がんと、
腎盂(尿が集まり、尿管に流れ込む部分)や
尿管にできるがんに大別され、
成人がかかるのは、ほとんどが腎細胞がんです。

腎細胞がんは、50~70歳に最も多く見られます。

また、女性よりも男性のほうが発生率が高いのが特徴です。

喫煙者は、非喫煙者の約2倍の発生リスクが
あるとされています。

肥満も危険要因のひとつです。


■症状:早期には症状が出にくい

早期の症状が少なく、健康診断などで
偶然発見されることもあります。

初期症状としては、血尿が最も一般的です。

肉眼で分かるほど尿が赤くなることもあれば、
自分では気づかない場合もあります。

わき腹の痛み、腹部のしこり、発熱、
体重減少などが現れることもあります。


■診断:尿検査や画像検査を

腎がんの疑いがある場合には、尿検査(潜血、沈渣、細胞診)、
血液生化学検査などを行います。

また、腎臓、尿管、膀胱をX線撮影する
静脈性腎盂造影法や超音波検査、CTスキャン、
MRIなどの画像検査も行います。

これらの検査で異常が認められると、
患部から組織を採取して顕微鏡で調べる生検を行い、
確定診断がくだされます。


■治療法:手術による摘出が主体

主体となるのは手術です。

がんが腎臓内にとどまっている場合には、
腎臓とリンパ節を取り除くことで、
治癒する可能性があります。

腎臓は2つあり、1つが機能すれば問題ありません。

両方の腎臓が摘出された場合は、
腎移植を行うか透析を受けることになります。

なお、術後には化学療法や放射線療法を実施し、
再発を防ぎます。

手術で摘出ができない場合には、
がん細胞に酸素を供給しないように
腎臓に血液が流れるのをさえぎる
動脈塞栓術を実施することもあります。

手術のほか標準治療として放射線療法、化学療法、
生物学的療法、分子標的療法があります。

生物学的療法とは、免疫系を利用する方法で、
本人が本来持っているがんに対する抵抗力を高め、
回復する方法です。

分子標的療法とは、正常な細胞は攻撃せず、
特定のがん細胞だけを狙い撃ちする薬を
使用する治療法です。

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