がんで一番怖いのが転移

がんの何が怖いのかといえば、
もともとがんのあった臓器からほかへ移る「転移」です。

小さいがんであっても、転移があれば、
正常な細胞に影響して生命を脅かすことがあります。

転移の仕方には2通りあります。

1つは、胃も大腸も壁のそばに「リンパ節」という
関所のようなものがあるのですが、
壁を越えてその関所へ移ってしまう「リンパ節転移」です。

この転移の場合には、胃や腸とリンパ節とを
一緒に取る手術をすれば対処できる可能性があります。

リンパ節転移のあった方でも、再発することなく、
天寿を全うしている方はたくさんいます。

そして、もう1つは、血管にがん細胞が入り込んで
もともとがんがあった臓器とは離れたところへ
飛んでいく転移で、専門用語では「遠隔転移」と呼びます。

大腸がんの場合には、肝臓、肺、脳、
骨髄への遠隔転移がよく起こります。

この遠隔転移があってからがんが見つかると、
手術が難しいことが多いので、
抗がん剤や放射線照射による延命治療が行われます。

手術をしたあと、しばらくして再発し、
遠隔転移が見られる方もいます。

手術をした時点では、CTスキャンなどでも転移がなかったのに、
手術後わずか半年ぐらいで転移が見つかることもあります。

この場合はどういうことかというと、
近年、診断技術がかなり進歩したとはいっても、
手術をした段階で、すでに血管にいまの検査機器では
発見できないような微小ながん細胞が入り込んでいて、
気がついたときにはすでに遠隔転移が終わっているというケースです。

それが術後に大きくなって、
検査で見つかるほどの大きさになります。

この遠隔転移が起こると痛みを感じることもあります。

腰が痛いということから、
骨髄への転移が見つかる人もいます。

ただ、転移が肝臓や肺だけの患者さんには、
もともとがんが発生した腸の一部分と
肝臓への転移を取る手術が行われることがあります。

こうした手術でがんを取り除くことができた
患者さんの中には、長期生存を果たして、
社会の第一線で活躍されている方もいます。

遠隔転移のある人の治療はケース・バイ・ケースで、
患者さんの希望と体力、気力、免疫力、
ほかに病気があるかどうかなどによって、
治療の内容は異なります。


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