サプリメントに対する考え方


サプリメントに対する考え方

がん患者さんにとって、
サプリメント(健康食品などを含む)とは、どういったものなのか・・・

理解を深めるために、
もう一度ここで整理をしておきたいと思います。

皆さんが日常的に接する医師の中には、

「サプリメントや健康食品なんていうものは、
 効能、効果が科学的に証明されていない怪しげなもの」

と考えている人もいます。

確かに「薬」と比較してみると
科学的に証明するのが難しいといえます。

多くの化学薬品は、どの病気のどの症状、病状、
どの部分を治すのかという、
ターゲットをしぼった働きをするのに対して、
食材やサプリメントに含まれる
栄養素や成分は、病んでいる部分に直接作用して
改善を図るものではないからです。

しかし、人間が摂取するあらゆる栄養素や成分には、
生体機能を調節したり、免疫力発動による
自然治癒力によって病気を回復したり、
あるいは病気を事前に予防したり、老化を抑制したり、
ホルモン分泌促進によって体内リズムを調節したりする働きが、
しっかりと備わっています。

このように、特定の病気や疾患にターゲットをしぼらずに、
全体として調節されその結果として
健康をもたらす物質を医学的には「アダプトゲン」といいます。


この「アダプトゲン」と、「薬」の存在意義を
しっかりと分けて把握することが、とても大切です。

薬は、ある効果を狙って人工的に作り出されたものです。

熱を下げる、痛みをとる、血管を広げる・・・など、
はっきりと目的を持って体に入れることで効果を発揮します。

当然、科学的に「役割」を証明されていなければ
薬に存在意義はありませんから、
「この薬はコレに効く」と明確に定義されているのです。

いっぽう、「アダプトゲン」は特定の効果を狙ったものではなく、
人体の中で複雑に作用して、ある効果をもたらすものです。

ですから、「アダプトゲン」を薬の横に並べて、
「科学的な効果がない」というのは、考え方がズレているといえます。


私がレポートで紹介している、食品・食材、
酵素やマルチサプリメントなどは、全てが「アダプトゲン」だといえます。

絶対的にがんに効く「薬」が存在していない以上、
多くの有益なアダプトゲンの力を使って、
自然治癒力を高めていくことは、とても自然なことだといえます。


レポートに掲載したもの以外でも、
アダプトゲンとして人体に有益な栄養素・食品・サプリメントは
数多くあります。

基本的な考え方を理解していただいたら、
「これは試してみようかな」と思ったサプリ類を
取り入れてもらっても構いません。

間違ってはいけないことはただ1つ。

日々の食事や運動、睡眠、デトックスなどが全ての基本であり、
サプリメントはその補助だということです。

基本ができていれば、補助はたくさんあったほうがいいといえます。

無分別にどんどん補助を増やすのではなく、
含まれる栄養素やビタミン、ミネラルなどをみて、
「これは今まで摂っていなかったな」というものを
追加して摂るようにするのがベストです。

このサイトでも、アダプトゲンとして紹介してもいいな、
と思ったサプリ等は紹介していこうと思いますが、
「全て摂らなくてはいけない」と言う意味ではありません。

レポートを購入していただいたばかりの方には、
この記事を必ず読んでもらうように工夫したいと思います。(笑)

基本的な知識を持ったうえで選ぶサプリは
患者さんの心と体を支えてくれると思います。