家族の「語る力」「聴く力」


家族の「語る力」と「聴く力」

家族のうち、誰かひとりががんになると、
家族全員が何らかの形で、
闘病するチームのメンバーになります。

同居の家族であれば、必ず影響がでることになります。

そのとき、重要なのは、
患者さんと家族とのコミュニケーションです。

患者さんは「家族に迷惑をかけたくない」という気持ちになり、、
家族は「どう接すればよいのか・・・非常に気を使う」
という感覚になってしまうことが多いでしょう。

不安や恐怖、焦りなどから、家族の関係が
悪くなってしまうことも多いと感じています。

では、どうすれば良いのでしょうか。


それは、悩みを語りあうことです。


例えば、患者さんが自分のことを「語る」とき、
そこには大きな力が秘められています。

患者さんをじわじわと苦しめていた悩みは、
「語る」ことによって整理・対象化され、
真正面から問題解決と向き合う手続きの
第一歩となり得るからです。

私がサポートをしている中でも、
「話をしただけで、楽になりました」
という患者さんがいます。

こちらから特に何かをアドバイスをしなかったとしても、
「聴く」だけで患者さんの胸の苦しみが氷解し、
解消されてしまうこともあるのです。

「語る」こと、「聴く」ことの関わりの中には、
人としての原始の活動があり、
患者さんが不安や恐怖に立ち向かう
力の根源が宿されている、といってもよいでしょう。

身体に自然治癒力があるように、
心にも治癒能力が備わっています。

「語ること、聴くこと」は
その治癒と回復への第一歩になると感じています。

もちろん、自分の言いたいことを感情に任せて話すよりも
冷静に、相手に配慮しながらも、
自分の感じていることを率直に話す、ということが大切です。


心の苦しみを身体から追い出す


心の苦しみを身体から追い出す


もう10年ほど前になりますが・・・


私は、仕事のストレス、将来の不安などから、
不眠症になりました。

神経がささくれ立った状態が続き、
3日3晩、一睡もできませんでした。

心身ともに疲労困憊なのに、
眠れないというのは、本当に辛いことでした。

「メンタルクリニック」に行けば、
この状態から抜け出せるのではないかと思い、
やっとの思いで予約をとりました。

しかし、睡眠薬を処方されただけ・・・。

心の状態をなんとかしたいと思っていた私は
愕然とした気持ちで家に帰りました。

その晩、睡眠薬を飲んでみましたが、
眠ることはできませんでした。

・・・そんな私ですが、
今は、不眠症に悩む人に安眠するための
アドバイスを伝えることができるようになりました。

それだけでなく、がんで苦しんでいる方の
心の悩みについても相談を受けて、
解決方法を伝えることができています。


そのきっかけを作ってくれたのは、
ある一冊の本でした。


■デール・カーネギー著 道は開ける

道は開ける 新装版
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デール カーネギー Dale Carnegie 香山 晶
創元社
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今日、久しぶりにこの本を開いてみました。

赤ペンだらけで読みにくかったですが(笑)、
新しい発見が1つ、ありました。

それは、
「心の悩みを克服して、がんも克服した女性」
の体験談が収められていたことです。
(67ページ、68ページに書かれています。)


当時は、がん患者さんのサポートを始める前だったので
気付きませんでしたが・・・。

あらためて、心の状態とがんの関係について
学ぶことができました。


本当に素晴らしい内容だと思うので、
辛いときや悲しいときは、
みなさんにもぜひ開いて欲しい本です。

がんに勝つためのメンタル


がんに勝つためのメンタル

生命力を高めるためには、
肉体的な健康はもちろん、精神的な健康が欠かせません。


早期のガンで、まだ命の危険がない症状の患者さんが
「ガンになった!おしまいだ!死ぬ死ぬ・・・」
と毎日言っていたそうです。


その患者さんはあっという間にガンが増殖して
自分が言っていたとおりになりました。


一方、「助からない」と言われていた末期ガンの患者さんが
「俺のガンはもう治ってる!!!」と言い張っていたら、
本当にガンが治っていた・・・というお話もあります。


こういった話を、どこまで信じるかは人それぞれですよね。


でも、人間の意志があるところに道があります。


「行こう!」と思ったところ以外には行けませんし、
「こうしよう!」と思ったこと以外のことはできません。


「そうする」と思ってもできないことはたくさんありますが
「そうする」と思わない限り、できないのです


ガンを治すために最も大切なことは

「ガンは治る。私のガンは治る。絶対に治って健康になる」

そう思い続けることです。

不安になることもあるでしょう。

ヤケになって人に厳しく当たったりすることもあると思います。

辛くて辛くて、「死んでしまいたい」と思うこともあると思います。

涙が止まらない夜があると思います。

それでもいいから・・・

「生きる」と決めてください。


人生、死ぬ以外はカスリ傷です。

「ガンは治る。私のガンは治る。絶対に治って健康になる」